12:00@エルボービーチ
朝風呂代わりに海に飛び込んだあと、睡眠不足を解消するために大の字に横になり。
顔にTシャツを被せて寝る準備が整った後目をつぶりながら考え事開始。
「なんでこんな荷物が多いんだ?」
頭の中でカバンの中身を思い出す。
香水いらね〜よなぁ
Tシャツ多すぎるから捨てるかぁ
コード類まとめてみるか〜
無駄なハンドクリームいらね〜よなぁ
なんて頭の中で自分との会話が始まり。
「カメラとか持ってきすぎなんだよなぁ
だからいつもに比べてパツパツなんだ」
って自分に投げかけた時に気づく。
カメラなくね?
どう考えてもパッキングした覚えがない。
カバンをのぞいてみる。
中身は俺の記憶通りの場所に記憶通りのものしかない。
はい。
終了。
緊張感の欠如甚だしい。
ピースボートの後遺症だね笑
※ちなみに今までの旅でものを無くしたことはほとんどなく。
唯一あるのは3年前くらいのイビザ島のバスで
(ABOUTにも使ってる↓の写真の美女)
マリリンモンローみたいな美女に抱きつかれた時に
気付いたらなかった財布(20ユーロ)だけw
カメラをなくすなんて。
そしていつ無くしたかも気付かないなんて。
(昨日の宿でみた覚えもないけど船から降りる時にカバンにあったと思う。)
俺、やっていけるのか?これからw
なんて思いながらもとりあえずそのまま一回爆睡したあとww
歩いてたらいい感じのお店発見したのでとりあえずコロナを流し込み。
ふと見渡すとシャワーのマークがあったから行ってみたらすっごい綺麗なシャワー室で。
シャンプーもボディソープもあったので全身洗い流し。
脱いだ水着用のアンダーウェアは乾くのを待つのがめんどくさいからゴミ箱に捨て。
結果エルボービーチは最高なことを知りました。(まとまってないw)
重すぎる自分の腰をあげ、とりあえず昨日の宿に行って
カメラを置き忘れてないか確認することを決め出発。
けど自分への戒めのためにタクシーは禁止してバスに乗ることに。
久しぶり。公共機関。
「水着で乗ってきてる奴は椅子には座らないでくれよ」
とドライバーに釘を刺され。
1人バスの中で罰ゲームのように立たされたままどうにかハミルトンに到着。
昨日の宿に行くためには「足」が必要なので
「レンタルバイク屋」を小一時間探すもなかなか見つからず。
やっと見つけたところで
「日曜日定休」
の看板をみた時に今日が日曜だと知り。
レンタルバイクは諦め結局タクシーに。
迷子になりながらやっと着いた宿では
「そんなもんなかったよ」
と予想通りに探す気もなく虫でも追い払うように追い出され。
※この宿の酷さに着いては後日書きます。
外で待っていてくれたタクシーの運ちゃんに
「警察署に連れてっておくれ」
と伝え行くことに。
「大丈夫なのか?俺は心配だぞ。
さっきのゲストハウスにあるんじゃないのか?
ちゃんと警察にいうんだぞ」
と優しい言葉をかけてくれて。
やっと着いた警察署でメーターが23ドルくらいだったんだけど
「20ドルで十分だ。いいことがあるように祈ってるよ。
何かあったら俺を探しにこいよ」
と励まされて握手。
ありがとよ。
で、警察署。
「どうしたんだい?」
の質問に淡々を答え簡単な証明書を発行してもらった後プチ雑談開始。
「ところでお前は何をやってるんだ?」
「旅人だよ」
「どんな感じなのさ?」
「ドローンで空撮しながら世界中を旅してるただのバックパッカーさ」
なんて会話をしてたら
Kさつ
「インスタはやってるの?」
俺
「やってるけどドローン映像がみたかったらyoutubeみてよ。
何個かアップしてあるから」
と伝えるとその警察官はガラスの下からスマホを渡してきたので
「chipacopter」
と入れアカウントを見せることに。
で、適当なのを再生。
。。。
無言で見たと思ったらその警察官
ガラスの向こう側からこちら側にやってきて大はしゃぎ。
「お〜い、変なのがきたぞ〜」
と同僚がぞろぞろ集まり出し。
みんなで俺の映像の鑑賞会開始。
な
ん
で
や
ね
ん
「フォローするからな!お前、やばすぎるな」
なんて展開になり本当に大騒ぎ。
とおりすがりの同僚にも
「おい。ちょっとみていけよ。なんだか変な奴がきてるぞ」
って呼び止めて撮影会w
K
「ところでアメリカンズカップは厳しいからドローン無理だろう?」
俺
「そんなの隠れてやるさ」
っていう俺の返しの何がツボにハマったのかわからないけど一同大爆笑し。笑
K
「そん時は捕まらないように気をつけろよ」
俺
「おいおい、捕まえるのはお前たちじゃないか」
とハミルトンジョークで締めくくり一同大爆笑。
フェイスブック交換しインスタもフォローしあいw
「元気でね」
って別れようとした時。
K
「おいちょっと待て。さっき渡した『証明書』を出してみろ」
と言われ渡したら裏に行く警察官。
で、5分後
K
「これで大丈夫だからな」
と証明書を戻してもらう。
俺
「ん?」
K
「ちゃんとハンコ押しておいたからな。これで大丈夫だ」
おいおい。
友達にならないとまともにハンコもくれないんかいw
けど。
なんだかこの出来事が俺の中では面白すぎて。
一気にハッピーになりました。
旅始まったなぁ
って感じ。
ついでに
「どっか美味いごはん屋さん教えて。
旅行客目当てじゃなくて地元の人が普通に行くとこ」
と聞いたら
「ハミルトンで1番のピザ屋があるぞ」
と教えられ
そのお店にきてみました。
「警察に一番美味しいとこはどこだ?って聞いたらここを教えられたからきたぜ」
って言ったらすっげ〜仲良くなって謎のサービスもらって。
ビール飲みながらこのブログ書いてます。
みんな。
俺は元気だよ。