俺
「今日何するんですか〜?」
「今日もテキト〜っすよ〜」
俺
「パーマかけに行きません?」
「え?」
宿で仲良くなったタクシさんとの会話。
このタクシさん、実は本人に会う前に
ゼン君&もえちゃん(マチュピチュブログ参照)
からその存在を聞いていて。
「なんかチパコプターさんと似てますよ」
って言われてたから気になってたんだけど。
偶然同じ宿の同じ部屋に泊まっていたwww
見た目というか雰囲気がとっても似ているらしく
当の本人同士はよく分かってなかったんだけど約3日同じ宿にいながら
ちょくちょく会話を交わしていたらその意味が分かってきた。
多分、タクシさんもそうだと思う。
そんなタクシさんとした今日の午前中の会話が冒頭のやつ。
「最近、パーマが取れてきたからかけに行きたいなぁ」
と思ってた俺は、
「似た髪型をしてるタクシさんもそう思ってるに違いない」
と勝手に決めつけ誘ってみた。
そしたら、
ペルーでパーマをかけに行こう
とは思ってなかったみたいだけど
パーマ取れてきちゃったなぁ
とは思ってたらしいタクシさんは
案の定軽いノリで行くことを決定し。
なんとな〜く一緒にいってきました。
場所も決めずになんとな〜く歩いてたら
あ
と声をあげるタクシさん。
なんか少し奥まったところに美容室があった。
ちなみにこのペルー。
というか南米。
街中に異様に床屋&美容室が多い。
こんだけ大量にあって、いつもいろんな人が髪を切ってるということは
高いわけがないと決めつけていた。
そして、
「床屋は絶対にやめよう、無駄に刈り上げられる。
床屋じゃなくて女の人がやってる美容室みたいなところに行こう」
と2人で決めていた。
「そんなところあるんすかね〜」
といっていたタクシさんがさっそく見つけたのである。笑
さっそく英語が話せない女主人につたないスペイン語で聞いてみた。
パーマ
がスペイン語でなんていうか分からないけど(それくらい調べればよかった)
ジェスチャーでなんとなく分かったらしく
いくら?
と聞いたら
クアレンタ
といっていた。
クアレンタ=40
1400円くらい。
色々みて決めようとタクシさんと話してたんだけど
もうここでよくない?
ということで即決してパーマ開始しました。
一応どんな感じにしたいかネットで
「パーマ、ロング、メンズ」
とかで探して画像のキャプチャー持っていったんだけど、
それを見せようとしたら
「うん、分かってるよ。」
みたいな感じでろくにその画像を見ようともしないおばちゃん。
どんな風にしたいのかまともに注文できないまま
そしてどこに向かってるのか分からないまま
さっそくパーマが始まったのです。
このおばちゃんが主人らしく。
一切のためらいもなくものすごいスピードでカーラーを巻いて行くのです。
ただ、なんとなくわかるんだけど。
このおばちゃんものすごい職人な感じ。
そしてその横でもう1人のバイトみたいな子にカーラーを巻かれて行くタクシさんwww
俺の方はすごい無造作にちぐはぐにしながらカーラーを巻かれているのに
規則正しく巻かれて行くたくしさんwww
「俺、パンチとかにならないですかね?」
と不安になりながらされるがままにされて行く。
ちなみに2人とも注文が一緒なので違う髪型ができるわけはないwww
一方、こっちの不安とは真逆の声がお店の中を飛ぶ。
「るいす
るいす
るい〜す」
その女主人の子供だと思われる男の子ルイスがいたずらを繰り返す。
ルイス
ルイス
ルイ〜ス
少なめにいって200回はこのくだりを聞いた。
とにかくルイスを中心に回っているその空間で
されるがままのタクシさんとチパコプター。
パーマのカーラーを巻いた後
特に暖めるような機械に頭を囲まれることもなく。
なんか”シャンプー台でお湯をかけられながら水分をタオルで吸い取られる”
という謎の時間が続く。
そしてスタートから約2時間後。
突然鏡にくるくるパーマが現れたのです。
じゃん
お
思ったよりクルンクルンすね。
もうこのくらいのことは想定範囲内。
「サイドを少しだけ刈ってほしい」
というリクエストに
そんなの毎日やってますよ!
というスピードで切って行くおばちゃん。
ルイス
ルイス
ルイ〜ス
俺の頭の中ではルイスだけが回っている。
そしてこんな感じになりました。
乾いたらどんな感じになるのかなぁ
と思ってたおれの気持ちを思いっきり無視して
「はい!完成!かっこいいわよ」
とおばちゃん。
乾かすとかセットとかそんなのはないみたいです。
ちょっと待ってたらタクシさんも終わったので記念撮影しました。
こんなのも面白いね♪笑
そしてホステルに戻ってからもう一回写真
うん。ボンバリすぎな気もするけどラテンぽくなったような気がする。
そしてますます2人は雰囲気が似てしまったのでした。