リコンファーム
リターンチケット必須の国が急増中で最近困ってます。
※リコンファームとは、復路便の予約の再確認のこと(Reconfirmation)
アメリカは原則的に片道航空券では入国できなくて必ず帰りのチケットが必要。
我々バックパッカーはその時の気分でルートを決めたり滞在日数を決めるから
片道きっぷのみで旅をしているし、その自由こそが
「旅」と旅行」
の違いだと思うんだけど。
そうも言っていられない昨今。
「こんな時どうするか?」
というとダミーチケットを用意して入国するしかない。
ダミーチケットとは?
乗る予定のない航空券。
入国審査の時に見せるためだけの航空券。
のこと。
ただ、乗る予定のない見せるためだけのチケットに何万円も出すわけにはいかないので
「キャンセル手数料無料」
のチケットを買うことになります。
ただ、なんか他にいい方法がないかなぁと思って今回、日本を発つ時、
わざとチケットを用意しないで空港まで行ってみたんだけど
今回はその日本出国のことを書くね。
そもそもハワイからタヒチに行こうとして
まずはハワイ島に入ることになったわけだからどうすればいいか困ってたんだけど
どの状態のまま空港のカウンターまで行ってみたのね。
こんなチャレンジャーなこと毎回できるわけじゃないけど
俺は例のごとく無料でファーストクラスORビジネスクラスに毎回乗ってるわけなので
航空会社の受付も俺には邪険には扱わない。
過去の搭乗歴も分かってるみたいなので「上客」として扱われるからなんだけど。
やはりカウンターでストップがかかってしまった。
何も分からないふりして
「え?どうすればいいんですか?
だってハワイ島で友達と合流してそのままタヒチに行くんで日本に帰るわけじゃないし。
友達と会ってからじゃないと日程も決まってないから航空券買うことなんてできませんよ」
と聞いてみた。
そしたら担当者の方、
「上司に相談します」
と策を練ってくれたようなんだけど、結局こんな提案をされた。
「それでしたらダミーチケットを用意するしかないですね」
空港の職員さんも「ダミーチケット」っていうんだね笑
結局その場で、ネットで検索し日本行きの片道切符で
「変更、取り消し手数料無料」
のエコノミーチケットを約40万円で購入し羽田を飛び立つことになった。笑
うっかりこのチケットを取り消し忘れると本当に約40万円のチケットで
エコノミーで日本に帰らなくてはいけないので
ハワイの入国審査を終えたらネットからポチッとキャンセルを押して終了なんだけど。
本当に意味がわからない制度だよね笑
ANAがANAでのダミーチケットを買うことを勧めて
ANAのスタッフさんも一円も儲からないことを分かった上で
予約をとり、キャンセルの処理をしないといけないし
私たち、乗客もこんな訳のわからないことをしないといけない。
誰も何も得することのない不毛な時間。
どうにかならないもんかね?笑
ちなみになんだけど。
コロンビアとか南米辺りでもリターンチケットがないと
入国拒否されるルールになってるところってあるんだけど
その辺はさすがゆるゆるのコロンビア。
その担当者によって確認するかしないかは運次第。笑
俺は何回行っても一度も確認されたことないけど
たまにこれで引っかかって空港で面倒臭いことをしなくちゃいけない羽目になってる人もいる。笑
そしてこれに目をつけたのが中国系の某企業。
ダミーチケット専門の会社がある。笑
20ドルだったかな?
その手数料を支払えば、入国審査をスルーできるようのダミーチケットを発券してくれるのだ。笑
いいよね。
乗る必要のない乗客からお金をもらうだけ。笑
うまくコントロールすれば飛行機の乗客率100パーセント以上の売り上げをあげることも可能だ。笑
なんでも商売になるものだw
さてさて。話は脱線したけれど。
ついにそのアメリカのリコンファームルールがどんどん急増している。
今回、オセアニアについてあれこれ調べていて分かったんだけど
オセアニアのほとんどの国はリターンチケットが必要なのだ。
だからなかなか片道きっぷで旅することはできない。
俺は結局この記事を書いてる10月5日現在
ニュージーランドのオークランド空港でクック諸島行きの飛行機を待ってるんだけど
このニュージーランドも出国のチケットがないと入国ができなかった。
俺は実際に日本に帰るようのチケットがあったからこれは問題なかったけれど
今度はクック諸島も必要なのだ。
だから今さっき、空港でクック諸島から他の国に行けるチケットを探して購入した。
タヒチ行き。
そしてタヒチを調べたら、タヒチもリコンファーム必要なの。笑
だからクック諸島にいる間に、タヒチ滞在中の終わりの日程を決めてチケットを買わなければいけないのだ。笑
あぁ、なんてバックパッカーに辛い制度なんだろうか。
これって移民や不法滞在者を防ぐためにやってることでしょ?
こうは言いたくないけど、我々日本人がクック諸島やタヒチに移民となったり
オーバーステイすることなんて限りなく可能性がないと思うんだ。笑
国によって区別しろっていうのはもちろん、むずかしいのはわかるんだけど。
もう少し制度を見直してほしいものだな、と思う。
さて、前置きが長くなったけどこの記事の本題。
オセアニアでダミーチケットはないの?
今回、タヒチ行きまでのチケットは買ったチパコプターだけど。
ブログ読んでくれてる人は
え?チパコプターなのになんでクック諸島とかはダミーチケットで入国しなかったの?
って疑問があると思うんだけど。
俺ももちろん執念深く限りなく調べました。
まずクック諸島に飛んでる航空会社を調べてサイトから航空券調べたんだけど。
キャンセル料無料チケットがないの。
1万円以上かかっちゃうのよ。
それだったら片道2万円くらいで本当に乗るチケット買ったほうがいいでしょ?
ここからはちょっとマニアックな人向けで申し訳ないんだけど。
同じようにダミーチケットで入国してるような人だったら
「クック諸島はニュージーランド航空飛んでるから同じスターアライアンスなんだし
オークランドあたり経由してANAを混ぜて日本行きのチケットを正規料金で買えば
キャンセルできるんじゃないの?」
ってとこにたどり着くと思うのよ。
そこも何回も調べたんだけど、このクック諸島
ANA便(コードシェア便含む)を混ぜて航空券を探しても
クック諸島ルートは発券できないようになってます。
だから唯一ありうる方法としては
ニュージーランド航空に直接問い合わせしてキャンセル料無料のチケットを手配することだと思う。
で、俺もそこを調べたんだけど今回は時間がなくて見つけることができませんでした。
日本に住む日本人だったらやっぱりニュージーランド航空に直接問い合わせることってなかなか少ないよね?
どうしてもANAのメンバーだと思うから他航空会社に直接問い合わせることって経験なくないですか?
ツワモノさんだったらこの問題クリアしてる人いそうな気もするけど
もしなんか方法あったら教えてください!!
私もまた今度、掘り下げてみるので、なんか面白いのが見つかったら記事更新しますね。
いや、そもそもワンワールドだったらありえるかもしれないんだけど。
俺、使ったことないのですよ。汗
誰か教えてください。笑
ということで。
まとめると。
オセアニアはバックパッカーにはきついということです。笑
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