「まったく問題ない。
のーぷろぶれま」

と自信たっぷりで首を振り続ける宿泊先のカサの息子。

まず部屋を開けようとドアノブを回して引っ張ったらそのまま取れて

「まったく問題ない」

から始まり。

ドアを開けたら猫が入ってきて

「まったく問題ない。
追い出してもらって大丈夫」

シャワー浴びようと思ったらお湯が出なくて

「壊れてるんだ。けど問題ない。
母親がお湯を持って来るよ。」

バルコニーに出ようと鍵を開けたらそのまま鍵が取れ
「まったく問題ない」

トイレの水が流れなくても
「まったく問題ない」

顔洗おうと水を出そうと思っても出なくて
「まったく問題ない」

うん。
問題しかない。

もう面白くてたまらないんだ。
ドヤ顔の「まったく問題ない」が。

全部写真かビデオにおさめたいけどさすがに
「普通の人の家」だからな

気がひけるw

ただ、月収20CUCのここキューバ🇨🇺で
2泊、日本人泊めるだけで30CUCだからね。

気合いが入るの分かる。

色々問題がある代わりに

俺が
「洗濯機借りてもいい?」
と聞いたら
「まったく問題ない」
とお母さんが洗ってくれる事になったし

「朝食たべる?」
と聞かれ
「食べたい」
と伝えると
「まったく問題ない。タダで大丈夫」

と素晴らしいサービスがあったりもする。

朝食w

そんな朝食食べてから、待ち合わせ場所で合流し今日も一緒にビーチに向かうことに。

11:00待ち合わせで、会った瞬間
「朝食行かない?」

というハスナに

「俺食べちゃったけど付き合うよ」

なんてコーヒー飲んでたら奢ってくれたりして。
タダのケチではないのね。
こういうとこ大好きよ。

「歩くでしょ?」
と当たり前の感じで2人でバラデロまで歩き。

暑くなったら海に飛び込む
の繰り返しでなんとなく到着。

道中もちろん、友達を探しながらだけど見付からず。。。

昨日と同じようにwifiスポット行ったりするんだけどどこにもいない。

バラデロにはビーチとwifiスポットの
「casa de la música」
しかないから他に探すところもない。

気付けばその友達の彼の名前が
「ニモ」
に変わったあたりで2人で諦め海で寝っ転がる事に。

そこから2時間くらい爆睡していたら
ふと起き出したハスナ。

で、いきなり叫び出す。

「い。いた。ニモがいたわ」
と騒ぎ出し指差す方を見てみると確かに写真で見た彼の顔が。

2人で叫びながら彼に近付き。
大喜びしながらハグ。

あぁよかった。
というかなんとなく起きた瞬間に歩いてるって凄いよなw

特に自己紹介もしないまま3人でご飯を食べ。
その後脱力感からか帰る事に決めた我々w

で、宿に着いた俺。

ドアノブが新品になってしかも鍵付きになってるw

ちなみに下が昨日までのドア。

俺の宿泊費でこの家が良くなったら嬉しいよ😆