【紅の豚のアジトのモデルになった無人島】
目当てで行ってみたPuerto Vallarta(プエルトバジャルタ)
正確にいうとプエルトバジャルタ沖マリエータ諸島の中のプラヤ・デル・アモール
天井がぽっかり空いた素敵な島。
聞き込んだ結果
プラヤデルアモールに行くにはツアーに参加するしか方法がなく
値段は900〜2000メキシコペソ
この値段の差はというとプラヤデルアモールの中まで行くか
中には入らず周りをグルグル周るか。
どうせ行くんなら中まで行くに決まってる。
安いとこ探しても日本円で1万円。
「けどせっかく来たしなぁ、行くか。」
なんて思ってたけど仲良くなったメキシコ人みんなが反対。
というのも元々300メキシコペソ以下だったんだけど
ここ数年でここまで値段が跳ね上がったとのこと。
政府は「保護対象」として限定された数の観光客しか入れないようにしていてそれは
「サンゴを守り環境を守るため」
と言っているらしいが実はサンゴなんかないらしいwww
希少価値をあげてる理由はというと
現在、スイスか日本かのどっちかに売ろうとしているみたい笑
さらに。
ツアーで行っても中に入れるのは5分弱とのこと。
ツアーデスクではこの辺の本当のことは言わず
とりあえず参加させて全然関係ないビーチに連れてってるみたい。
ひどい。
そんな中、ホステルのクレイジー主人マルコがゴリ押しして来たのが
YELAPA(地図上はイエラパ。現地の人はジェラパって言ってた。)
「ここはすごい綺麗で滝もある。俺が大好きな場所の一つなんだ」
うん。なんか大人数が推すより1人がゴリ押ししているものの方が興味湧く。
本とか映画も一緒。
売り上げランキング1位より1人のゴリ押しに惹かれる。
マルコ曰く、映画X-MENでワンシーンで
「Let`s buy a boat and go to yelapa」
(ボートを買ってジェラパに行こう)
というセリフがあるほどyelapaは綺麗だよ!と。
紅の豚 vs X-MEN
字面だけ見ると紅の豚なんだけど、内容聞く限りX-MEN。
というかYelapaだよね。
ということで、バスを乗り継ぎボートタクシーに乗ってyelapa。
うん。この日そこまで海の色は綺麗じゃなかったけど素敵な場所。
そして滝へ。
うん。素晴らしい。
大満喫でした!
で、終わらないのがわたくし。
「あの滝の上には行けないの?」
と、今考えると何を思ったか分からないけどそこからハイキングが始まり。
道無き道を進み。
到着。
滝の上が池みたいになってた^^
すっごい!綺麗だし。秘境発見!
と思いながらさらにギリギリまでいきたいと思った俺は
水が落ちるギリギリのところまで降りていき。
そこにはさらに秘密の場所が
むふふ。
とか思ったのもつかの間、ふと考える。
「どうやって登ろう??」
岩に飛び乗ってみるも滑って負傷。
いろんなところに手とか足とかかけてみるも滑って転げ落ち。
というか思いっきり滑るとそのまま滝の下まで落っこちる可能性あるから
勢いもつけれず。
助けを求めようにも誰かがいるはずもなく。
たとえ滝の下にいる人たちに声が聞こえたとしても
俺はスペイン語で「ヘルプミー」を知らない。
「ただの酔っ払いがはしゃいでるな」
で終わってしまう。
これマジでやばいぞ?
なんて思いながら全身負傷した頃、ものすっごいところに
変な金具があるのを発見。
多分ロープとかで降りて来た人が設置したやつなんだろう。
「あそこまで行けばいけるんじゃないか?」
と思い変な木のツルみたいなのを引っ張りながら気合いでそこまで行き。
そこからはどう説明していいのか分からないから中間省略するけど無事に帰って来ました。
握力ゼロ。
ロッククライミング的なことをしてみたけど。
あれって毎回毎回ギャンブル的に登って行くんだなぁ。
もう二度とやりたくない。笑