世界遺産屋久島

 

朝4時起床。

 

今日は世界遺産・屋久島のメイン・縄文杉に会いに行くのです。

 

そんな寝起き。

ちょっとトイレでつかまるおれ。

 

飲み過ぎたのか?

 

ドローンの最終チェックを終え

いざ出発。

 

の時。

 

しょーちゃんトイレにつかまる。

 

「昨日飲み過ぎたのかね~?」

 

とかいいつつも、お互い「いつもの二日酔い」じゃないことを感じている。

 

 

 

「っていうか”食あたり”じゃない?」

 

としょーちゃん。

 

うん、確かにおかしい。

 

 

俺「どうする?」
S「。。。」

 

多分俺よりも辛いんだと思われるしょーちゃん。

 

「とりあえず登山口まで行ってみてダメだったら引き返そう」

という俺の意見が採用され行くことに。

 

途中で予約しておいたお弁当を受取り出発。

 

バスを乗り継ぐ。

 

と、そんなバスに乗りこみ、最後部の座席に座り出発するや否や

「うりゃ~▼★§×¶○Ζ■ΘΩ▼η◎♂」

と怪奇音。

 

昨日の「犯人」を体内から出していたしょーちゃん。。。

弁当屋でお弁当を受け取っていたおかげでエチケット袋があってよかったね。汗

 

俺の無駄なテンションに付き合ってもらったけど

一人だったら絶対断念してたんだろうなぁ。

ごめんよ。

 

そして居酒屋「やしま」には二度と行きません。

 

そして俺も人の心配してるほどには体調はよくなくて

結構な勢いで揺れるバスに耐えながらどうにか到着。

 

荒川登山口

屋久島にきて縄文杉を目指す場合、基本的にはここから出発する。

ちなみにバスのチケットは前日までに買わないと乗れなかったりするので注意!!

※車両乗り入れできない。
※車で行く場合は屋久杉自然館前駐車場に駐車して荒川登山バスに乗り換えなければいけない。

———————————————————————————–
料金
荒川登山バス券

中学生以上  1,380円/往復 690円/片道 ※障害者割引は小学生料金
小学生    700円/往復 350円/片道

・荒川登山バス券購入時に山岳部環境保全協力金の納入(対象者:中学生以上)
(日帰り入山の場合1,000円、山中泊での入山の場合2,000円)
・団体割引なし
・便および座席の予約はできない
———————————————————————————–
参照ページ

 

 

俺「行けそう?」

 

S「っていうかバスに乗れるかどうかがわかれ道だった。

ここまで来ちゃえば大丈夫。」

 

さすが。

 

 

ということで出発。

 

ちなみに予定では往復11時間トレッキング

 

多分初めての経験。

 

しかも装備なし。

 

大量の山ガール達がしっかりした装備でおしゃれに笑顔でトレッキング開始している中

いつものカッコでトレッキングスタートなチパコプター。

タダでさえど素人なのにドローンを(PHANTOM4PRO)担ぎ

ジーパンにパーカーに普通のスニーカーでテクテク。

 

たまに登ったりするらしい”しょーちゃん”いわく

「素人がそのかっこうで前日お酒飲んで。

さらに食あたりおこして睡眠不足で上まで登るのクレイジーだよ」

だって。

 

 

 

けど。

初めてのトレッキングなかなか楽しい♡

「ジブリっぽい」景色を探しながらひたすら歩くわれわれ。

 

途中、橋で一発目のトライしたんだけど、ここで一気に復活したしょーちゃん^^

やはりドローンパイロットに一番効く薬は空撮のようですw

 

そこからは

「とりあえずわき目もふらず縄文杉を目指そう

撮りたいものがあったら帰りに撮ろう」

と約束事を決め一気に登ることに。

 

途中から信じられないくらいの悪路になり。

けど弱音吐いたら心が折れそうなので後半は無言で登山。

約5時間くらいかな?

登ったら登場しました。

 

縄文杉様。

 

推定7200年以上の樹齢の神様。

もともとは縄文時代から生きているから縄文杉と呼ばれた最大級の屋久杉。

やはりパワーはすげぇ。

 

 

で、トライ。

 

してみたはいいものの、木々の隙間から空にでられるようなところはなく。

すこし離れた所の木の隙間から空にでて上から見てみたものの

まったくどれが縄文杉だか分からず。。。

なかなか大変でした。

 

それと。

ちゃんと事前に申請だして許可を取って行ったのに

 

「ねーねーちゃんと顔撮った?」

とその辺の人に指差され

間違えたら犯罪者としてさらされそうな勢い。汗

 

そのたびに

「ちゃんと許可撮って撮影してますよ」

と説明しなければならず。(しょーちゃんが)

集中して撮る事もなかなかできない。

 

疲れきってるしょーちゃん

 

っていうか別に迷惑かけてないんだからほっといてくれよ(笑)

 

けどどうにか撮りきったし

結果、縄文杉で一個の動画を作るのは難しいかもしれないけれど

貴重な経験が出来ました。

 

楽しみにしてたお弁当を食べて時間を確認してみたらすでに12時まわっている。

 

帰りのバスは17時。

 

急いでおりなければいけない。汗

御老人の方たちはどうやって往復してるんだ?笑

 

途中、足が棒みたいになってる人がいて

お互い励ましあいながらおりていく。

 

こういうのいいね。

 

 

下山してる途中

ある場所から写真を撮るとハート型に見える

ウィルソン株

 

でベタベタに記念撮影したり

 

空がひらけてるところがあれば撮影してみたり

 

「行き」で目星をつけていたところを撮って楽しみながら猛スピードで下山♪

 

 

けどそのたびに一度追いぬいた、さっきの「足が棒の人」と会い

ウサギとカメの様に合計4~5回追いぬいたりしたんだけど結局出口で一緒になり。

 

「いや~あのままだったら時間に間に合わないで山から下りられないかと思いましたよ~」

と「足棒さん」。

同じ最終バスで帰ることに。

 

そのバスの終点から宿までのバスはもうすでに最終がでていて。

 

これはタクシーしかないか?

と思ってたら地元のおいちゃんが乗せて行ってくれることに。

 

その待ち時間に「足棒さん」と雑談。

 

 

「お一人でこられてるんですか?」

 

棒「実は転職が決まりまして急遽休みが出来たんで

前々から来たかった屋久島に来ることにしたんですよ~

それにしても運動不足ですね~。

お恥ずかしい。」

 

 

「どういう仕事なんですか?」

 

棒「1日中パソコンいじってるような事務仕事なんですよ

だから運動不足でして。

次の仕事も同じ様な感じなんで今しか機会がないと思って勢いできちゃいました~」

 

 

「それでも何より帰ってこれてよかったじゃないですか?」

 

棒「ホントです。おかげさまで。」

 

「ところでバスの最終終わっちゃってますけどどうやって帰るんですか?」

 

棒「え!?そうなんですか?どうしよう。。。」

 

「ちなみに宿はどこですか?」

 

と聞いてみるとうちらの宿からすぐの場所に泊まってる「足棒さん」

 

その地元のおいちゃんに

「もう一人いるんですけど一緒に乗っけていってもらうことはできませんかね~?」

 

と聞いたら快くOKしてくれて♡

 

ありがたい。

 

そしてその旨をつげると大喜びの足棒さん。

 

車に乗り込み、

「あとは帰って爆睡しましょう」

といった時

 

バタン

 

 

とドアをしめたおいちゃん。

 

その瞬間

 

 

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ

と足棒さん。

 

 

 

何があったんだ?

 

 

と思ったら

 

「指が。

指が挟まれています。」

 

 

そのドアに指が挟まれている足棒さん。

 

すぐにドアを開けて「指」を脱出させたところ

呻きながらもどうにか指は動く状態みたい。

 

(多分)折れてはいない

 

そして宿まで送ってもらいバイバイ。

 

 

 

う~ん。

 

久し振りの休暇で熊本からでてみて

念願の屋久島に登ってみたらまっすぐ歩けないほど足が棒になってしまい。

「ツアー」で一緒にいたはずの団体にも

ついていけず一人で降りることになって。

やっとついたと思ったらバスがなくて

車に乗ったと思ったら「指が棒」になってしまい
※ディスってません。

今、一人で宿でどんな状態なんだろうか?

そしてすぐに始まる新しい勤務先で指を怪我したまま

パソコンは打てるのだろうか。

 

食あたりくらいでグチグチ言ってる場合じゃないw

何より無事でおりられてよかったと思うことにしよう。

そうしよう。

 

後日談

この旅の唯一の心残りは「足棒さん」(指棒さん)と連絡先交換しなかったこと。

もう一回会って一緒に飲みたいなぁ。