実は色々あって35ペソ（200円）を無駄にしてしまったから
自分への戒めのために100ペソ安いホステルに泊まりました。
エレベーターがないそのホステルを5階までテクテク登ってる途中
「ども〜」
といきなり共有スペース側から日本語で話しかけられたので
「ども〜」
と返したはいいものの、俺はまったく会話を交わしたくなかったので
階段登ってて俺は辛いんだよ？
っていうアピールをしながらほぼスルーしました。
ちなみにその方は毛髪薄めの日本人のおじいさまでした。
俺は無事荷物をロッカーに入れ、鍵を締めたあと
今日１日まともなご飯を食べてなかったので
急いでご飯屋さんを探しに外に出ました。
そしたらジモティがたまるバーを発見して
そこでケサディーヤを食べながらビールを飲んでとっても幸せな気持ちになりました。
OXXO（メキシコの1番メジャーなコンビニ）でお水を買い
ホステルに帰って爆睡することにしました。
準備万端です。
そして5階まで上がり、部屋の鍵を開けた瞬間、
「あ」
と声が思わず出てしまいました。
そこには先ほどの謎の日本人がいたのです。
同じ部屋だったようです。
ちなみに８人部屋。
書くのもめんどくさいので省略するけどそこから雑談が始まり。
俺は横のイスラエル人に話しかけたりして
あからさまにそのおじいさんには
距離をおく意思を行動で伝えていたはずなんだけど
うまく伝わってくれなくて会話が延々と続きました。
おそらくおじいさんは話し相手が欲しかったんだと思います。
そして俺はなぜそのおじいさんに距離を置こうとしたのか
未だに分からないんだけど、”勘”てきなものだと思われます。
そろそろ終わらないかなぁとか思ってる時に
そのじーちゃん、こんな会話を始めました。
じーちゃん
「●●●っていう名前のホステルって日本人ばっからしいよ」
俺
「へ〜そうなんですね〜。日本人が経営してるんですかね？」
俺もちょっと付き合ってあげようと相槌を入れました。
じーちゃん
「違うよ。メキシコ人が経営してるんだよ〜」
俺
「なんで日本人多いんですかね〜？口コミですかね〜？」
じじい
「主人が日本語話せるんだよ」
俺
「あ〜それだからですね〜安心感があるんでしょうね〜」
はげ
「うん、主人が親日でね。
それとね。値段なんだけど。
アメリカ人には10ドルなんだって。
欧米人には10ユーロなんだって。」
さてみなさん、ここまで会話が続いたらどう思います？
俺はね。
「日本人だったら1000円なんだよ」
もしくは
「日本人だったら9ドルなんだって」
みたいな感じで（どちらにしても日本人には安い感じで）続くと思ったわけ。
俺はそこまで予想した上で納得して
「なるほど〜！そういうことか〜
それだったら日本人きますね〜」
と返す言葉も用意して、さらに
しっかりおじいさんが喜ぶリアクションまで用意してたんだよ？
そしたらね。
そのハゲ、そこで会話終了なの。
さっきのところで終わりだったの。
俺、意味わからないよ？
このブログ書きながら未だに意味わからないよ？？
俺、ズッコケるって意味を知ったよ？？？
なにあれ？
安ホステルの妖怪？
次からもっと自分の勘を信じよう、うん。
ちなみにグアナファトからメキシコシティに戻ってきてます。
メキシコシティの安ホステルは気をつけよ。
