ラパスのデモ

遂にウユニ塩湖の国🇧🇴ボリビアの首都、ラパスに到着。(本当の意味では首都はスクレ)

しかし。
昨日までのクスコ~リマ~ラパスという面倒臭い乗り換えとかで疲れ切ってしまい
何も考えず何故かホテルも取らないで来てしまった。笑

ラパスに到着したらすぐウユニに行くんだし
とラパスの事は完全に下調べなし。

とりあえず朝まで空港で時間を潰してから

街まで行ってウユニ行きのバスを取ろう

と思っていたもののやはり思った以上に疲れていて睡魔に襲われ

そしてこのラパスの空港には”ほどよく寝ることが出来るベンチ”的なのがなくてもう限界。

BOOKING.COMでホステル探そうと思うも
0時を回っているから当日の予約は出来ず。
(俺もさすがに0時回ってから当日のホステル探すのは初めてだったから想像もしてなかった)

とりあえず次の日の日程で探し

「24時間受付OK」
のホステルを探しタクシーでそこまで行くことにした。

朝チェックインして数時間でお金取られるなんてアホらしい

とも思ってたんだけど。
昼くらいまで寝てその後も荷物だけ預けれるし
ということで行ってみました。

到着後ホステルのチャイムを鳴らしてみるもまったく応答なく。

そういえばボリビアって一般的に治安が悪いって言われてたりするのを今さら思い出してからやばいと思い。

そこからピンポンを連打www

数分後やっと開けてくれるも

「部屋がない」

の一点張りの受付。

お願いだよ~。

と粘りまくってたら向こうもやっと折れてくれ
というかもう本人も寝たかったんだと思うんだけど

しょうがないなぁ

みたいな感じでやっとベッドをゲット。

部屋に入ってみたらベッド空きだらけで。

ただ面倒くさかっただけみたい。笑

とにかく。

寝れるところをゲットできただけよかった。

軽く仮眠してから体を叩き起し
無理矢理朝食を流し込み(朝食こみを逃すなんてもったいなさ過ぎるw)
11時にチェックアウトしてからはSIMカードをゲットするために街に向かった。

今回の旅はこのボリビアがゴールで、ウユニに飽きるまでいることに決めているし
帰りのチケットは1カ月後にラパスから取ってある。

こういう長くいる国ではWIFIを探すのとか面倒臭いからSIMカードを買うに限るのです。

ということで。
ホステルの受付で場所を聞いて街まで行くことに。

と言ってもこのホステルから歩いて5分くらいのところにあるみたい。

お散歩しに行くことに。

さて。

ここで迷う。

ドローンを持っていくべきかどうか?

だけど、こんな都会、多分ドローンなんてダメに決まってるし。

昨日までのハードな(?)移動で疲れがたまってる俺は

都会撮ってもしょうがないしな

と思い、手ぶらで行くことに決定。

そしてホステルを出た瞬間変な違和感を感じる。、

とんでもなく騒がしい。

何か?
と思って中心地に行ってみると

とんでもない人の数。

どうみても尋常じゃない。

???

と思ったら道路も車を通行止めにしている、

どうやらデモ活動らしい。

後述:あとで知ったことだけどこの日はモラレス大統領の再選反対派及び賛成派による大規模なデモが,ラパス市をはじめとする各都市で全国的に行われていたらしく

渡航情報でも注意喚起が出ていたみたい。

 

そんなことをまったく知らなかった俺はのんきにその中心地に行ってしまっていた。

ラパスのデモ をドローンで空撮

そんなチパコプター。

 

「こりゃやばい」

とは1ミリも思わず

「どうにか撮影したい」

と思ってしまった。

 

こんな時の俺の行動は早い。

どこが一番の撮影ポイントなのか?

を咄嗟に探してみたら中心の広場のベストポイントのビルの最上階にテラス席があるのを発見してしまった。

 

とりあえずその最上階まで行ってみるとそこはカフェレストランの様子。

 

「いらっしゃいませ~」

にすぐ聞いてみる

「ここってドローン飛ばしていいかな?
オッケーだったらここから飛ばしたいからすぐにドローンを持ってくるんだけど。」

との俺の質問に

 

 

「大丈夫よ。

その代わり撮影料として2000ボリビアーノ払ってちょうだい」

だって。

 

ドローン以外の事だったらこの手のボッタクリの合うことはない。

けどドローンが関わってくると大きく変わってしまう。

 

「よしやるか」

と即決。

 

 

これはすぐに行くしかない。

もう、ダッシュ気味でホステルに戻り

すぐさま預け荷物の中からファントム様を持っていく。

 

充電器とかはロッカーに突っ込み鍵をしてしまう。

こんな時、南京錠を大量に持ってると便利なのさ。

 

そして担いで広場に戻ると途中に警察がいる。

あとでつかまったりしたら面倒だから念のために聞いておくことに。

 

「ねぇ、このデモ活動をドローンで空撮してもいいかな?」

「あぁ。もちろんだとも。」

と簡単に答える警察。

だけど俺は分かっている。

若い警察官からOKが出たからといって調子に乗るとコロンビアの時の様に大騒ぎになってしまう。

 

ということで一番警察官が集まっている場所に行き、

その中の「親玉」みたいな人に再度聞くことに。

と、ここでひらめく。

っていうかわざわざあんなテラスに2000ボリも払う必要なくね?

 

「ね~ここでドローン飛ばしても大丈夫?」

「おう!いいとも」

「ここから飛ばしても平気かな?」

「あぁ、いいぞ」

と簡単に答えてくれる。

 

まったくボリビアはドローンに対する取り締まりがない様子。

 

 

と聞いたらもうやるしかない。

その場でバックパックをあけ即スタンバイ。

そしたらその場にいた警察官も“わらわら”集まりだした。

さて、テイクオフ。

 

普段だったら絶対撮れないものが撮れて貴重な経験でした。

 

バッテリー3本目くらいから小雨が降り出し、
この辺が限界かなぁと思い撤収。

一度ホステルにドローンを置きに戻り今度は街歩きをすることに。

 

市場まわりをふらふら。

ちょっとした洋服屋さんとかにも入ってみる。

と、そこにはペルーのクスコよりもいい感じのものが多い!

 

値段は?

と思い聞いてみると

クスコと変わらない

と思ったところでふと気付く。

 

いや、全然、同じじゃない。

 

値段を聞いたところ

50

といわれたとき、クスコの感覚で聞いてたんだけど

通貨はボリビアーノに変わっている。

 

50ソルでクスコで売っていたものが50ボリで売っている。

ちなみに

1ソル=35円
1ボリ=15円

である。

ということは半額以下。

安い!!!

そして何もかもかわいすぎる!!!!

 

街を歩いてる人もどちらかというと今までに南米の国というよりかは

懐かしいグアテマラの様な民族衣装を着ていてとってもカラフルで俺好み。

 

これは何かゲットするしかないなぁ

と思い今度は買い物モードでフラフラ。

とそんな時、

 

「日本人ですか~!!?」

と大声で声をかけられた。

 

え?

 

と振り返るとそこには女の子2人組が。

 

「もしかしたら日本人かなぁ?と思って声かけました」

とのこと。

 

「そうだけど」

って言ったら

「やった~」

と大はしゃぎな女の子たち。笑

 

比較的、日本人に声をかけられることの少ない俺に

街中でこうやって声をかけてくるってすげ~なw

”近寄るなオーラ”出してるはずなのにwww

 

ここから道端で雑談が始まり

何故か一緒にご飯を食べに行き

そしてそのまま一緒に買いものまで行ってしまった。

 

今回の旅はこういう旅なんだろうな

と思うことにしました。笑

 

そんな素敵な出会いもあり、

その後ウユニ塩湖で合流することを約束しお別れしました。

 

さて、ここからは念願のウユニに向かうだけ。

夢の場所までもう少し。

 

 

 

PS.SIMはちゃんと買いましたw

↑この日はデモ活動でお休みだった携帯屋さんの前の路上でSIM売ってたおばちゃん