以前にマビック徹底比較を書いたんだけどその最新版です
今回は特に「旅用」のドローンということでファントムは省きます。
そもそももうファントムは追加生産してないし今後は
マビック一色
になっていくんだと思います。
そんなマビック対決。
コンパクトさ重視ならばこの2つ
買うならばフライモアコンボを買った方が絶対お得です。
性能重視ならば
まず
MAVIC AIR VS MAVIC SPARK
これはですね。
完全にAIRです。
以前に書いた比較記事ではそもそもスパークを対象に入れなかったんですがw
性能と値段を比べるとやっぱりAIRがいい。
とりあえず撮れればいい。
安ければなんでもいい
って方はスパークもいいかもしれないですけど絶対物足りなくなるし。
カメラ的にも性能的にも本当は比較対象にならないところです。
ドローンを始める方ってほとんどの人が
「まずは練習で安いのを買って慣れたらいいやつを買う」
っていうんだけど、安いやつほど難しいです。
高価な高性能なものほど操縦は簡単なのです。
いきなりインスパイヤ買おうって人もいないと思うし
マビックの中で選ぶことになると思います。
それにもし今後買った機体を売ろうと考えるときは
人気の機体の方が高く売れます。
私の場合は常に最新機種が出た時に古い機体を売って新しいものに買い換えるので
ここは結構重要!!
MAVIC 2PRO VS MAVIC 2 ZOOM
今ある機体の中では新型のMavicの
「MAVIC2PRO」
「MAVIC2ZOOM」
これのどっちを買うかは私も死ぬほど迷ったところ。
ちょっと比較していきましょう
まずは見た目
「MAVIC2PRO」
続いて「MAVIC2ZOOM」
MAVIC2PROとMAVIC2ZOOMの機体の違いはカメラくらいなんだけど。
う〜む。
ハッセルブラッドかっこよすぎる♡
見た目の軍配はやはり2PROになるのかな。
因みに、MAVIC2のプロポ(送信機)の
コントロールスティックはネジ式になっていて、
取り外して収納が可能!
コンパクトに収めたい俺からしたら
これは結構大きい!
値段
MAVIC2PRO
189,000円(税込)
MAVIC2ZOOM
162,000円(税込)
同胞物
送信機、バッテリー、充電器、電源ケーブル、プロペラ(ペア×3)、
RCケーブル(Lightningコネクター)、RCケーブル(標準タイプMicroUSBコネクター)、
RCケーブル(USB Type-Cコネクター)、ジンバルプロテクター、
通信ケーブル‐USB3.0Type-C、USBアダプター、RCケーブルスライダー(大)、
RCケーブルスライダー(小)、コントロールスティック(スペア1組)
ZOOM・PROどちらも同胞物は同じ
↓因みに古い機体だと↓
MAVIC PRO PLATINUM
144,800円(税込)
前回私が使ってたやつです
※安いのあった↓
MAVIC PRO
129,800円(税込)
前々回使ってたやつですw
安いのはこちら
アクセサリー商品
MAVIC2Fly Moreキット
39,000円(税込)
同胞物
バッテリー×2、MAVIC2カーチャージャー×1、バッテリー充電ハブ×1、
バッテリー(パワーバンクアダプター)、低ノイズプロペラ×2組、
MAVIC2ショルダーバッグ×1
MAVIC2インテリジェントフライトバッテリー(単品)
14,800円(税込)
MAVIC2低ノイズプロペラ(単品)
1,300円(税込)
MAVIC2カーチャージャー(単品)
7,300円(税込)
MAVIC2バッテリーハブ(単品)
6,100円(税込)
MAVIC送信機モニターフード(単品)
2,484円(税込)
MAVIC2ショルダーバッグ(単品)
9,800円(税込)
National Geographic Walkabout スモールバックパック(単品)
14,552円(税込)
性能〜カメラ〜
主な改良点はカメラ
MAVIC2PRO
Hasselblad L1D-20cカメラ
今回、MAVIC2PROには1941年創立の人類初の月面着陸も捉えたスウェーデンの
「Hasselblad(ハッセルブラッド)」
と2年間共同研究した
「Hasselblad L1D-20cカメラ」
を搭載
色彩の細部まで忠実に再現できる20MP(有効画素数)の空撮映像を撮影可能。
(MAVIC2ZOOMは12MP)
10-bit Dlog-M カラープロファイル
10-bit Dlog-M カラープロファイルに対応していて、
10億色以上を記録可能
(8-bitカラーコーディングでは1600万色)
10-bit Dlog-M カラープロファイルと8-bitカラーコーディングではかなりの違いがある!
とりあえずスゴイんだろう(笑)
HDR動画
4K 10-bit HDR(ハイ ダイナミック レンジ)に対応
HLG(ハイブリッド ログ ガンマ)に対応した4Kテレビであれば
カラートーンを正確に再現した映像をすぐに確認できる!!
絞り
決められた範囲内(F2.8-F11)で「絞り」を調整できる機能を搭載
暗い場所ではF2.8に設定すれば光を取り込んで、明るくクリア撮影できる
明るい場所ではF11に設定してシャッタースピードを遅くすることで動画を滑らかに撮れる
早く撮ってみたい!
お次は
MAVIC2ZOOM
まさかのズーム搭載!!
光学2倍ズームレンズ
MAVIC2ZOOMには光学2倍ズームレンズ(24 mm–48 mm⁴)が搭載されている。
(MAVIC2PROは28 mm⁴)
24mm⁴=広角
48mm⁴=望遠
デジタルズームと合わせると最大で4倍までズームできるみたいです
フルHD動画での撮影であれば、ロスレス4倍ズームで離れた場所からも被写体を鮮明に撮影できる!
俺みたいに死ぬほど接近する人とかは安全性もUPだね?w
ドリーズーム撮影
新しいクイックショットのドリーズームは機体を後退させながらズームインして背景だけが迫ってくるような映像が撮れる。
これさ〜ZOOMが出た瞬間に俺が撮ってたやり方なんだけど〜w
クイックショットで出さないで欲しいんですけど〜笑
けどこれは絶対面白い!!
48MP超高解像度写真
広角で写真撮影する場合、望遠レンズで
9枚の写真を撮影して
合成
すると、
細部まで色鮮やか48MP超高解像度写真が作成できる!
ドローンってどうしても動画メインになっちゃうんだけど
今後、もっと写真にも特化して欲しいなぁ
と個人的には思ってます。
この9枚組み合わせもすごいよね♪
MAVIC2PRO、MAVIC2ZOOMのそれぞれの性能はこんな感じです。
まとめ
MAVIC2PRO
・有効画素数20MP
・10-bit Dlog-M カラープロファイルで10億色以上を記録可能
・4K 10-bit HDRにより、カラートーンを正確に再現した映像をすぐに確認できる
・絞りを調整することで撮影環境に合わせて綺麗な画質で撮影ができる
MAVIC2ZOOM
・光学2倍ズームレンズ・ロスレス4倍ズームで離れた場所からでも被写体を鮮明に撮影できる
・新しいクイックショット「ドリーズーム」機能の搭載
・48MP超高解像度写真の撮影が可能
ここって好みの問題だと思うんだけど。
個人的には撮り方に幅が出るZOOMが一方上かな?
と思ってます。
ドローンの映像というのは「動き」とか「みたことない視点」
が持ち味なので。
画質だけに特化した2PROよりは2ZOOMが純粋に面白いんじゃないかなぁ
と思い私はZOOMを書いました。
その他、2PROと2ZOOM の共通の機能も書いていきますね~
ハイパーラプス機能
これがやばい!!
この機能を使えば安定した空撮をしてくれて、映像も自動で処理したうえに
SNSにすぐに載せれるという機能
飛行経路をタスクライブラリに保存しておけば、その経路をすぐに飛行させられます
拡張HDR写真
HDR(ハイダイナミックレンジ)
は明るい写真と暗い写真の合成させる方法で、
動いている人などが写ってしまった場合にでる
ゴースト(残像)
をMAVIC2シリーズは自動で除去してくれてるとか!
↓↓↓
(EVは光の明るさを表す数値)
ハイパーライト
夜などの暗い時の撮影用に設計されていて、この機能を使って撮影をすればノイズを軽減して、より綺
麗な映像が撮影が可能!
H.265コーデック
先進の圧縮技術「H.265」を採用
4K動画を高ビットレートで撮影可能
PLATINUMまではH.264
50%も多く情報を保持することができて
高画質の動画を作成できるようになるみたい
カメラ以外の改良点
伝送距離
MAVIC2にはOcuSync2.0動画転送システム性能がUP
最大伝送距離が8km
日本では5km
PLATINUMやPHANTOMシリーズは4kmなので、1km伸びた
高速伝送
低遅延
になって動画転送がより滑らかに!
2.4GHz/5.8GHz自動切替になっているので、電波干渉の少ない信号を伝送できるみたいです!
※日本では2.4GHzのみ
サイズ
奥行き214・幅91・高さ84mm(たたんだ状態)
MAVIC PRO、MAVIC PRO PLATINUMが
奥行き198・幅83・高さ83mm(たたんだ状態)
全体的にサイズは少し大きくなっちゃいましたね~
重量
MAVIC2PRO
907g(バッテリー・プロペラ含む)
MAVIC2ZOOM
905g(バッテリー・プロペラ含む)
MAVIC PRO、MAVIC PRO PLATINUMは共に734g(ジンバルカバー含まない)なので
170g程重くなってる
その分、安定感は増したのかな
バッテリー
最大飛行時間31分
MAVIC PRO PLATINUMとPHANTOM4PRO V2.0が30分なので
1分延長
もっと増やしてほしい(笑)
最大速度
72 km/h
MAVIC PROとPLATINUMまでは最大速度64.8 km/h
MAVIC2シリーズは、PHANTOM4シリーズと同じ72 km/h
全方向障害物検知
FlightAutonomyがアップグレード
全方向障害物検知を搭載
前方
デュアルビジョンシステム
高精度測定=20m・検知範囲=20~40m
(MAVIC PROに比べて33%向上)
速度50.4km/hまでの飛行なら障害物を検知して停止
(MAVIC PROに比べて40%向上)
下方
デュアルビジョンシステム
高精度測定=11m・検知範囲=11~22m
赤外線検知システム
高精度測定=8m
高度50mで正確にホバリングして地面を検知して安全着陸し、
「底部補助ライト」が追加され、暗い中でも下方センサーをサポート
左右
シングルビジョンシステム
速度28.8km/hまでの飛行であれば障害物を検知
アクティブトラックとトライポッドモード使用時に安全性がUP
後方
デュアルビジョンシステム
高精度測定範囲=16m・検知範囲16~32m
速度43.2km/hまでの飛行なら障害物を検知して停止
上方
赤外線検知システム
高精度測定範囲=8m
APAS(高度操縦支援システム)
機体の前後にある障害物を回避しながら簡単に前方または後方へ飛行可能
(APASは障害物を避けるための適切な飛行経路を自動で計画する)
より安全に
空撮ができるようになったってことですね!
やはりハイパーラプスは絶対欲しいし
全体的に性能上がりまくりなので古い機体を買う選択肢はないかな?
ということで今回の旅はZOOMを持参してます!!
ただ、ただですね。
やっぱりAIRくらい小さかったら色々もっとコンパクトにできるのになぁ
というのが正直なところ。
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