ヤンゴン 到着

 

突然ですが。

 

最安値を目指すバックパッカー旅やめました。

 

 

今まで

 

バックパッカー = 貧乏旅

 

って勝手に決めつけてたんだけど。

というかそれが美学だったんだけど。

 

そんなん意味ないことに気付いた。

今さら。

 

なぜアラフォーになるまで気付かなかったんだろう。

 

だからって、”お金に物言わせる旅行”にはもっと興味ない。

 

なんていうか。

コスパ重視の旅に切り替えます。

 

 

今までは例えばボリビアで

2ボリ(ビアーノ)安いビールを見つけるために2時間街を歩き回った。

2ボリ=30円くらい。

 

これはこれでいい経験なんだけどさ。

 

もぉいいや笑

 

本当にやる事がなさすぎて暇な時に

「最安値のビールを探す日」

っていう自分の中のイベントだったら問題ない。

 

だけど飲みたいのに我慢するのはやめた。笑

 

交通機関もホテルも。

 

最安値を探すために半日くらい探してみて
しっくりくるのがなかったら保留にして
結果何日もかかることがある。

 

その間、どっか頭の片隅でそのことを考えちゃうんだけど。

 

その時間がもういやw

 

終わりのない旅だったらいいんだけど。

俺に限らずほとんどの旅人は大体は”なんとなく”でも終わりの日の目安はある。

それが1年先だったとしても。

 

だから俺はもっと旅の中身を楽しむことにした。

 

もう我慢しないんだ。

お金がなくなったらそこで終了にしちゃうんだ笑

そのくらいのが気楽でいいや。

 

たまにはホステルじゃなくていいホテルに泊まる日があってもいいと思う。

小綺麗に着飾る日があってもいいじゃないか!

俺にしか出来ないアラフォーならではのバックパッカーを目指すことにします。

 

 

と。

前置きが死ぬほど長くなったところで。

 

 

最後のアジアとの呼び声高い(いや、誰も言ってないかも)ミャンマーに行ってきました。

 

 

追記:ミャンマーのドローン映像

これが撮れるまで色々あったので続きも読んでね👇

 

 

前回に書いた、ミャンマービザ奮闘記のせいで、結局ほとんどミャンマーの事は調べずに到着。
(前の日にバンコクで記憶飛ばすほど飲んだから説)

 

まずはシムカードGETで、WIFIサクサクになったところで今日の宿を予約。
(前もってやっとけ説)

 

そしたら、”わらわら”と集まるタクシーの運転手たち。

 

町の中心地までの行き方を書いてる人のブログを軽く読む限りでは

7000チャット(約570円)

通常値段で結構”ふっかけてくる”ということも書いてたんだけど。
その通りで10000チャット(約810円)からのスタート。

 

乗り合いの軽トラみたいなの乗ってバスターミナル行ってそこからバスに乗れば
500チャット(約40円)でいけるっぽい情報もあったんだけど。

 

上に書いたように

「最安値を追い求める旅」
をやめたし、

 

そもそも今の時期ミャンマーは雨季だから
しっかり雨が降っている。

 

ましてや今回のこのミャンマー旅は5泊6日。

 

 

こんなん旅じゃない。旅行だ。笑

 

 

だからもう考えるのも面倒臭いしタクシーに乗ることにしました。

 

だからって。
ボッタくられようとは思っていないのでしっかり20分くらいタバコ吸いながら交渉を続け
結局8000チャット(約650円)で決着。

 

運転手いわく、この時間帯は(夕方)通勤ラッシュで大渋滞。
1時間半~2時間はかかるんだから8000チャットは高くないとのこと。

 

うん、そういわれれば。

 

もう心構えがゆるいと行動もゆるくなる。笑

 

 

タクシーなのに何故か助手席に乗り運転手とワイワイやりながら町の中心を目指すことに。

ちなみにこれがタクシー

 

運転手がミャンマー語の先生、俺が日本語の先生となり
お互いの国の言葉を教えあいしてたら到着(あるある)

10000チャットを渡した俺に

「1000しかお釣りがない」

とか小芝居ぶちかましてきたけどなんか許してしまった。

心の持ちようって大きい。
※他の人のブログみたいに旅ブログとしては参考にならなくて申し訳ないです。笑

 

 

さて、ホステルチェックイン。

俺はいつもホステルを選ぶ時のポイントがあるんだけど。

ちょっと書こうかな?

 

ドローン使いのための宿探しの3つのポイント

これを読んでくれてる方には今さらいわなくてもいいと思うんだけど。

俺はドローンで空撮するために旅をしている。

 

どんな絶景だろうと撮れないと意味がない。

 

↓そんなドローン使いのためのホステル選びのポイントです↓

 

 

①ドローンを飛ばす場所があること

これは分かりやすくいうと「屋上に出れる」、もしくは「テラスがある」こと。

 

ドローンは電波が切れてしまうともちろん操縦が出来なくなってしまうため
空がひらけていてGPSが広いやすいところから飛ばすのが一番。

そして街中から飛ばすより安全。

色んな意味で。

 

 

②コンセントがベッド回りにあること。

俺はホステルで盗難などにいままで一度もあったことがないんだけど
(取られてても気付いていない説もある)

ドローンはとっても高価なものだしこれが盗まれてしまってはたまらない。

 

充電をする時は「ハブ」を使って全バッテリーを一気に充電するから結構時間がかかる。

だから寝てる時に充電できるように自分のスペース(ベッド内)で充電できることが必須

※たまに鍵がかかるロッカーの中で充電できるところもあってそこはとても助かる。

 

③口コミの件数が多いところで点数が高いところ。

ブッキングドットコムで探す場合、

写真なんかももちろんみるけれどこの口コミのスコアがとても重要。

もちろん滞在中の居心地もそうなんだけどスタッフが高評価のところは
ドローンに対して文句言ってきたりしない(事が多い)

 

そして町のドローン事情なんかも教えてくれたりする。

 

 

 

 

他にも一部屋の人数が多すぎない
とか
朝食込
とか
WIFI強い
とか

色々あるんだけどやはりドローン使いとしては上記の3つは重要。

 

だから一般的なバックパッカーの宿選びと少し違ったりするし

ほどよいホステルがない場合はホテルに泊まる事もある。

このあたりは目的の違いだからしょうがない。

 

ちなみに俺は

booking.com

しか使ってません。

 

今まで使ったことない人は上のリンクからいくと1800円分タダになるみたいです。

 

俺もなんかメリットあるらしいから登録してね♡笑

 

 

 

さて

話を戻して。

 

そんな理想のホステルにチェックイン後

共有スペースをみてタバコ吸いながら町を見下ろし

 

「もう日が暮れてきてるから、明日にしよう」

とか思ってたんだけど。

 

やはりうずうずが止まらない。

 

飛ばしたい。

 

というかそもそもDJIの飛行禁止区域ではないのだろうか?
(事前に調べとけよ説)

 

結局、即座に部屋に戻りドローンを取りに行き

電源をいれアプリを起動してみることに。

 

地図を確認したところ禁止エリアには入っていない様子。

 

ふむふむ。

もうこれは軽くやるしかないな。笑

 

屋上にでて速攻フライト開始。

 

気付けば何事かとギャラリーが多数。

 

多すぎて邪魔だったんだけど、さっそく空撮してきました。

 

 

ヤンゴン をドローンで空撮

 

ヤンゴン をドローンで空撮

 

あ~この瞬間がたまらない。笑

 

天気があいにくだからどんな完成系なるか分からないけど

やっぱりいいのが撮れてると思うので乞うご期待です。

 

 

さて、夜の散歩でもするか

 

ということでテクテクと行くことにしました。

 

そして約1時間歩いて行ってみたら

シュエダゴン・パゴダ

 

シュエダゴン・パゴダ

 

シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda) 到着です。

 

ヤンゴンではおそらく一番の観光地のパゴタ(寺院)。

 

ホステルから目の前に見えてたのに結構遠かった。

やっぱ死ぬほどでかいんだな。

 

8時半に到着したんだけど受付は8時までで閉館時間が9時みたいなので入場できず。

 

そして一応聞いてみることに。

 

「ドローン飛ばしていいですか?」

 

 

「ダメですよ、絶対に」

と当たり前の顔で言われました。

 

やはりここではダメみたいなのでやめましょうね♡

 

「さて、せっかくここまで歩いてきたんだし

このあと何もないから帰りもあるいてかえろ~」

ということで帰りもテクテク歩くことに。

(貧乏バックパッカー抜けてない説)

 

違うルートで帰ったら1時間半くらいかかってしまったんだけど

やっと町まで帰ってきた時に何も食べてないことを思い出し

初ミャンマーご飯を探すことに。

ヤンゴン の路地

路地から路地を歩いていたらサッカーやってる少年たち発見。

サッカー人気なのかな?

 

その後少し大通りに出たところで地元の人がたくさん入ってるご飯屋さん発見したので入ってみることに。

 

「ミャンマー料理はどれ?」

ってきいたら

「カレーだよ」

というので注文してみました。

 

ミャンマーカレー

 

これだけ?

 

と思ったらもう一品やってきた。

 

ミャンマーカレー

 

と思ったら

 

 

もう一品増えた。

 

これでお米食べよ~

と思ったら今度は野菜が追加。

 

 

 

なんかすっご~いゆ~くり増えていく。

 

店員さんも凄い笑顔でいい感じ。

 

 

みんなが

 

「この謎のアジア人どうやって食うんだ?」

 

みたいな顔で俺をみている。

 

 

カレーの肉をほおばろうとすると

 

 

「NO NO NO」

と言われ。

 

 

頭の中で

「??????」

が回ってると店員の女の子が来てスプーンとフォークで肉を細かく切ってくれた。

 

一気に食べちゃいけないのか?笑

 

 

そして食べているともう一品追加された。

 

謎の追加のお米

 

お米。笑

 

お米ふた皿って新しいなwww

 

 

けどなによりも味はとっても美味しかったです♡

 

なんか微笑ましいお店だったな。

 

 

 

ミャンマー初日の感想としては。

なんか昔のアジアって感じかな?

 

今、タイとかを旅しても感じなくなったアジアらしさが残ってる感じ。

 

そして目が合うとみんな微笑んでくれる。

 

こういう笑顔の数が多い国にくるとこっちまで笑顔になるな。

 

なんだかとってもいい予感がする国、ミャンマーの初日でした。

 

 

ミャンマーのドローン事情

ヤンゴン空港での持ち込みは一切問題なし。

調べる気配もありませんでした。

※今回はマビックプロ。

 

DJIの飛行のMAPでは禁止エリアにはなっていませんでしたが

ヤンゴンでのドローン飛行に関しては場所によって禁止されているらしく

重要な観光スポットはおそらく飛行出来ないと思うので

施設の上空は避けた方がいいのかもしれません。

Shwedagon-Pagoda-anatomy.jpg

シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)はNG

 

 

 

ヤンゴン 2日目

ホステルに着いてからテラスにいたら謎のおじちゃんにつかまり

ぬる~いビールを御馳走になったあと

どうしてもビザ奮闘記を書いて伝えたかったので

集中してブログ書いてたら3時間強もかかってしまい。汗

起きたらお昼過ぎでした。

天気はあまり良くないからこのままホステルにいてもいいや~

とか思いつつ共有テラススペースにいたらそこにいたベルギー人と仲良くなり

ず~っと話してたら彼はカメラマンでドローン使いだということを知りずっとあれこれ話してました。

(※この彼はのちほど登場。)

 

とはいっても今回の旅は時間は限られてるのでここで沈んでてもしょうがない。

 

ということで昨日のシュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)はやっぱりみておこうと

この日はタクシーで行きました。

5~6分であっさり着きこの廊下を歩くとパゴタが。

 

 

さすがに物凄い観光客の数。

 

片っ端から見て回ったんだけど。

 

俺はのんびりと座りながら暗くなってライトアップをみることにしました。

このおじちゃんのお祈りで歌ってる歌が心地よくて真横で聞かせてもらいました。

 

※動画も撮ったのであとでUPします。

 

それとミャンマーはどこも寺院の中は裸足で歩かなければならず

さらに、短パンとかを履いてる人は腰に布を巻かなければいけません。

ロンジーというんだけどスカートみたいにみんな履いている。

 

おれももちろん巻きました。

妙に似合ってるでしょ?www

 

このあと3時間くらいかな?

ゆったりとした時間をすごしました。

 

さて。ごはん。

朝食込のホステルだったのに起きれなかったから初ご飯なのです。

 

俺はナイトマーケットまで行き屋台のはしごにすることにしました。

一軒目。↑を頼んだら↓こうなりました。

 

またこれが美味い。

 

1,500チャットなり(120円)

 

 

次にスムージー屋さんみたいなところに行ったら

 

オススメはアボガドよ

と珍しいこというので頼んでみると

 

なんのひねりもなかったし2000チャットだった。

 

さっきの麺より高いとは。。

 

その後、チキンの揚げたやつたべて

 

ビールに合いそうだったけどビールが売ってなくて断念。

 

 

 

 

あ~美味しかったし今日も幸せだったから帰って寝よ~

明日早いし。

 

と思ったここで、ある少年が通りかかった。

 

 

その少年は俺がご飯を食べてる前で正座をし

祈るようにしながら何度も俺を拝んでいる。

 

物乞いにねだられたことは初めてじゃない。

 

だけど、なんか他の国と違う。

 

なんていうのだろうか。

 

普段感じる不快感みたいなものはなくて思わず渡してしまいそうになる。

 

けどこれは俺の中のルールとして絶対にあげないことにしてるから

どちらかというと俺がとっても我慢をしてお金を渡さなかった。

 

何度も拝む少年。

 

冷たく断るおれ。

 

そしたらさわやかな笑顔で

「分かりました。」

みたいな感じで去って行った。

 

この時の感情をどう説明すればいいのだろうか。

 

 

 

俺はもういてもたってもいられずすぐそこを後にしたんだけど。

 

そういう風にすると見えてくる町。

 

トイレの手洗い場をお風呂代わりにしている人たち。

ボロボロの洋服。

 

 

多分俺がその時にいた場所がそういうところだったんだろうけど

こんな近くに俺が宿泊してる場所と全然違う世界がある。

 

だけど治安もまったく悪くないし

何故か人がまったく擦れていないんだ。

 

なんていうんだろう。

 

悲しいとかそういう感情ではまったくなくて今まで感じた事のない感情に覆われた。

 

たとえ物理的に貧しかったとしても上から目線で憐れむとか

悲しむとか憤りとか本当にそんなんじゃないの。

 

説明できないや。この時の感じ。

 

続く。